埼玉県のリハビリ職の求人状況
公益社団法人日本理学療法士協会の「理学療法士を取り巻く状況について」で、埼玉県の人口10万人に対する理学療法士数を見てみると、全国平均よりも低くなっています(2014年現在)。そこから、埼玉県の求人状況としては、人員不足の傾向があることがうかがえます。
2014年に厚生労働省が使用した資料「都道府県ごとに見た介護の地域差」で、埼玉県の介護保険施設をはじめとした高齢者向け施設・住まいの整備状況を見てみると、全国43位と、低めの整備率となっています。そのため、条件の良い施設や人気のエリアによっては、競争倍率が高くなることも考えられます。
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職場選びに迷われた方、まずはご相談ください。
今後の高齢者人口の増加が全国的に見ても特に激しいとされている埼玉県。医療施設だけでなく、介護福祉分野における機能訓練指導員への需要も高いと考えられます。
しかし、理学療法士の多い埼玉県では、県内の良い条件の施設やアクセスのいい就業先は競争率も高くなり、募集を開始してもすぐに終了してしまう可能性があります。
ベネッセの「PT・OTお仕事サポート」は、経験豊富なコンサルタントによる転職サポートを行っています。また、事前に就業先や条件に関するご希望をヒアリングし、おすすめの案件があればすぐにご案内しております。PT・OT・STの資格をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
全国的に見て、介護分野における機能訓練指導員が不足しています。その上、厚生労働省の「今後の高齢者人口の見通し」によれば、埼玉県は2025年には高齢者人口が2010年の2倍に増加見込みというデータもあり、 今後も介護福祉関連事業の増加と、介護分野従事者への高い需要が予想されます。
そこで、埼玉県で理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事を探す場合は、医療関係だけではなく、介護福祉関連の施設や訪問リハビリサービスの仕事も視野に入れることで、ご希望の条件に合った就業先が見つけやすくなるかもしれません。
理学療法士協会によると埼玉県における会員数は4,574人(2017年3月末時点)と、関東圏内でも東京都・神奈川県に次ぐ多さです。そのため、就業先エリアや施設の条件によっては応募者が多くなる可能性もあります。転職活動の際は、就業先の候補をいくつかピックアップし、速やかに行動することをおすすめします。
総務省統計局のデータを見てみると、埼玉県に住む人々の平均通勤時間は片道43.7分となっています。1時間から1.5時間かけて通勤する人の割合が最も多く、全国的に見てもかなり長い通勤時間といえます。これは、県内だけでなく、東京への通勤・通学で交通機関を利用する人が非常に多いためです。朝の時間帯は、通勤ラッシュによる混雑があります。
理学療法士の仕事は立ち仕事も多く、通勤における体力消耗は避けたいところです。仕事探しの際は、就業先の最寄り駅や住まいからの通勤状況も調べてみることをおすすめします。