WORKPLACE

訪問リハビリテーションで働くリハビリ職の仕事内容

訪問リハビリテーションでは、理学療法士がご利用者の自宅に伺い、リハビリテーションをおこないます。医療機関でのリハビリテーションとは異なり、筋力トレーニングだけでなく、歩行や食事などの日常生活動作や、介護用品・介護器具の利用方法についてなど、ご自宅で生活していく上でご利用者がお困りのことに対して訓練をおこなったり、各種ご相談を受け付けます。

ご利用者の心身の状態や住環境などに応じてリハビリ内容を検討するため、ご利用者1人ひとりに合ったリハビリテーションをおこなうことができます。主治医やケアマネジャー、看護師との連携も重要です。

訪問リハビリテーションでの仕事内容・役割

訪問リハビリテーションにおける理学療法士の仕事は、自力で生活をするのが困難な障害を持つご利用者などのご自宅を訪問し、充実した生活を送れるようリハビリテーションの支援をおこないます。ご利用者の心身の状態や住環境の確認はもちろん、本人のご希望などをヒアリングし、適切なリハビリテーションをおこないます。

ご自宅という環境の中で、ご利用者一人ひとりに合ったリハビリおこなうため、セラピストとしての技量や経験値、そしてコミュニケーション能力などを存分に発揮できるお仕事です。近年訪問リハビリテーションで働く機能訓練員は増加しているようです。

訪問リハビリテーションの一日のスケジュール例

  • 09:00

    出勤・朝礼
    事業所に出勤後、ミーティングを行い、1日のスケジュールを確認します。
  • 09:30

    訪問リハ開始 ※午前2件
    車やバイク、自転車などでご利用者の自宅を訪問し、医師の指導をもとにリハビリを実施します。
  • 12:00

    昼食
    事業所に戻って休憩を取ります。
  • 13:00

    他連携機関への連絡
    医師やケアマネジャーなど、連携している他機関への連絡などをおこないます。
  • 14:00

    訪問リハビリテーション ※午後2~4件
    カルテを記入し、主治医への報告書や計画書を作成します。
  • 17:00

    事務所に戻り、報告書作成
    ご利用者の状況含め、1日の活動記録を報告書にまとめます。
  • 17:30

    ミーティング・業務終了
    ミーティングで情報共有をおこない、明日の準備をととのえ、業務終了となります。

こんな人におススメ

訪問リハビリテーションのお仕事では、生活上の介助やリハビリが必要な方に対して各種機能訓練をおこないます。一人ひとりのお体の状況や住まいの環境に合わせたオーダーメイド型のリハビリテーションをおこなうことができます。

現場が医療機関ではないため、難しい部分もありますが、ご利用者のADL・QOL向上にダイレクトに貢献できるやりがいがあります。また、ご利用者とは中長期的な関係性を作れるところも訪問リハの魅力のひとつです。


また、下記のいずれかの考えに当てはまる方には特におすすめの職場です。
1.在宅のリハビリテーションに興味がある方
2.人と接することが好きな方
3.病院以外の環境で経験を積みたい方
4.一定以上の待遇を求めている方

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