WORKPLACE

クリニックで働くリハビリ職の仕事内容

クリニックは医院や診療所とも呼ばれることもあり、入院設備を持たない施設、または入院設備があってもベッドの数が19床以下の施設を指します。大規模病院ほど大掛かりな治療をおこなうことはあまりありませんが、医師が常駐しているため幅広い医療措置をおこなっています。クリニックでリハビリの経過観察を受ける方が多く、患者さんにとっては安心して通える町のかかりつけ医としての役割を担っています。電気治療などの物理療法を中心に、自宅での自主トレーニングの指導などをおこなうクリニックが多いようです。

クリニックでの仕事内容・役割

クリニックの機能訓練指導員は、患者さんの状況に合わせてさまざまなリハビリテーションを実施します。また、継続して来院されている患者さんの自主訓練の成果などもあわせて確認します。1日に複数の患者さんをみるため効率性は求められるものの、特にはじめて来院された方にはじっくりとコミュニケーションをとりながら状況・状態を確認します。そして、医師のアドバイスを受けながら必要なリハビリのプログラムを作成し、目標を設定した上でリハビリを実践していきます。病院同様、医師や看護師とのコミュニケーションや連携が重要になります。

クリニックの一日のスケジュール例

  • 09:00

    出勤
    情報共有のため、ミーティングをおこない。リハビリに向けた準備を整えます。
  • 09:30

    業務開始
    クリニックに訪れた患者のリハビリを実施します。
  • 13:00

    休憩
  • 14:30

    午後のリハの準備など
    午前中のリハの記録を作成し、午後のリハビリの準備をおこないます。
  • 15:00

    午後のリハビリ開始
    1日に複数の患者さんを担当します。同僚セラピストとの情報共有などもおこないます。
  • 17:00

    記録作成
    患者さんの状況や1日の活動状況を記録します。
  • 17:45

    ミーティング・業務終了
    業務終了後、医師や看護師、そしてセラピスト同士で情報共有をおこないます。
  • 18:15

    業務終了
    器具や環境整備などをおこなうとともに、翌日の準備を終えて業務を終了します。

こんな人におススメ

病院に比べ規模が小さいクリニックですが、その分患者さんとの距離は近くじっくりと向き合うことができます。地域の皆さんが気兼ねなく通える医療機関として人気があります。そのような環境でやりがいを見出しているセラピストの方は多数いらっしゃいます。クリニックの中には、最新の設備を整えている診療所や専門分野に特化した医院などもあります。比較的残業が少なめでお昼休憩も長めであるため、ママさんセラピストにもお勧めの職場です。


また、下記のいずれかの考えに当てはまる方には特におすすめの職場です。
1.患者さんに寄り添ったリハビリをおこないたい方
2.地域密着型のリハビリを実現したい方
3.専門分野に特化した知識や経験を積みたい方
4.家庭と仕事を両立させたい方

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