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リハビリ関連職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の職務経歴書の書き方

履歴書と合わせて提出する職務経歴書には、自分のキャリアや実績、強みなどを詳しく記入できます。特に理学療法士のようなリハビリの仕事の場合、勤務していた施設の基本的な情報についても採用側に理解してもらうことが大切です。
ここでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職務経歴書の書き方を見ていきましょう。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が職務経歴書を提出する目的

面接関連の書類は履歴書で十分に感じますが、履歴書の経歴欄だけでは詳しい業務内容がわからず、どのような経験があり、実績を積んだのかがわかりません。
特にリハビリ職種の場合は、施設の形態や業務内容は多岐にわたるため、それまでに勤務していた病院や施設、企業の業態や規模といった内容を正確に伝えることが大切になります。
フォーマットが決まっている履歴書とは異なり、職務経歴書は自由にまとめることができるのもメリットのひとつです。

職務経歴書の基本フォーマット

職務経歴書はまとめ方が自由ですが、次のような点に注意することが大切です。

・A4サイズ1~2枚でまとめる
・行頭と行末はそろえる
・見出しをつけて、できるだけ箇条書きでまとめる

また、職務経歴書のまとめ方には、「編年体式」と呼ばれる経歴を時系列的にまとめる方法と、「逆時系列」と呼ばれる直近の勤務先から記入する方法、「キャリア式」と呼ばれる業務や職種ごとにまとめる方法があります。編年体式を使用する人が多いですが、経歴やアピールしたい内容が豊富にあればキャリア式が見やすくなります。もし、リハビリテーション関係の勤務先が直近しかない場合は、逆時系列がわかりやすいでしょう。
なお、履歴書と異なり「手書き」が好印象ということもありません。パソコンで作成するほうが見やすいですし、PCスキルをアピールできるのもメリットのひとつです。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職務経歴書記入のポイント

ここでは、職務経歴書の項目それぞれの書き方のポイントをご紹介します。リハビリの仕事の場合は、勤務先の基本情報や具体的な業務内容、現場経験のほか、保有資格も正しく書くようにしましょう。

職務経歴書の見本と書き方のポイント

経歴の概略

まずは経歴全体を採用側に理解してもらえるよう、概略を簡潔にまとめます。
記入する情報としては、次のようなものが挙げられます。箇条書きと文章をうまく使い分け、読みやすいように作成しましょう。

・勤務先の情報(病院施設名・業務形態・サービス内容・病床数・利用者数・職員数など)
・雇用情報(雇用形態・配属先・勤務期間・職位や職種)

職務経歴書の見本と書き方のポイント

業務内容

業務内容については、担当業務を箇条書きにし、具体的な経験や得意な業務、身に付けたスキルなどについてまとめるといいでしょう。
<例>
2010年4月~2016年3月 配属:リハビリテーション科所属
・入院時から退院、転院までをフォロー
・福祉用具など、退院時の自宅環境準備をフォロー
・退院患者の自宅を訪問し、リハビリテーションを実施

職務経歴書の見本と書き方のポイント

得られた実績や経験を補足

業務内容は箇条書きなので、担当業務の具体的な実績や、得られた経験・スキルなどを補足しましょう。

<例>
・リハビリテーション環境の改善
有料老人ホームの理学療法士として4年間、週3回30分間のリハビリテーション業務を担当。利用者様の機能維持を目的として、適切且つコミュニケーションも重視したリハビリテーションを心掛けました。介護福祉士やケアマネージャーといったスタッフとも連携し、より質の高い介助及びリハビリテーションを提供できる環境改善に努めました。
・老人ホームスタッフとの連携
リハビリテーションチームのリーダーとして、理学療法士チームはもちろん、施設の介護スタッフとの連携にも努めました。職員全体の勉強会や研修、交流の場を設けることで全8名の職員のチームワークとスキルを高め、働きやすい職場環境の実現へとつながりました。

職務経歴書の見本と書き方のポイント

保有資格

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーション関連の免許及び資格を記入します。自動車免許など、仕事に役立つ民間資格なども記入しましょう。通称や省略した名前ではなく正式名称で書きます。名称自体が変更になることもありますので、念のため確認してから記入しましょう。
取得年月は合格日ではなく、証書記載の年月となります。証書を確認し、取得順に書いていきましょう。

職務経歴書の見本と書き方のポイント

自己PR

職務経歴書では、履歴書よりも詳しく自己PRを記入できます。経歴や実績、スキルなどをベースに、将来の目標や希望するキャリアプランを記入し、採用担当者に熱意を理解してもらいましょう。

<例>
前職では4年間、有料老人ホームの理学療法士として、利用者様の機能維持を目指した介助とリハビリテーションを提供してきました。利用者の一人ひとりの身体機能に合わせたリハビリを提供し、たいへん喜ばれてきました。前職は小さなホームだったからできたことかもと思いましたが、貴院は大きなホームにもかかわらず、心に寄り添った温かいサービスを行っていることに感銘を受けました。その上、患者様に適した質の高いリハビリを提供できるのは、私の理想とするリハビリテーション環境です。ぜひ、私に協力するチャンスをいただければと思います。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職務経歴書に
関する
まとめ

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の職務経歴書の書き方についてご紹介してきました。
経歴がまだ浅い人にとっては、職務経歴書に書くことが少なく、作成が難しいと感じるかもしれません。しかし、たとえ過去の勤務先が1ヵ所であっても、そこで得られた経験やスキルについて振り返り、詳しくまとめることで、アピールすることも可能です。また、以下のような失敗をしていないかも確認しましょう。

・A4サイズ2枚以内にまとまっていないので、読み手に負担をかけてしまう
・箇条書きの項目がないので、読みにくい
・担当した業務に関する詳細がないので、強みや経験が伝わらない
・病院施設の規模や、担当した患者数などの具体的な数字がない
・内容が履歴書とほとんど同じ

なお完成したら採用側になったつもりで読み返し、わかりやすく魅力的な内容になっているかを確認してみましょう。

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